人生青色の青峰です。
青が好きで青に生きて37年が経とうとしています。
その中でここ1年は「青に生きる自分」を周りから強く求められるようになりました。
僕は常に青の話をした後に「あなたにとっての青は何ですか?」と問いかけますが、その理由は「これからの時代はそうでないと生きづらいから」です。
この記事ではその理由とこれから起きていくと予想されることを書きたいと思います。
Contents
「力と仕組み」の時代から「役目と循環」の時代へ
2020年までは「どう地に足をつけるか」という時代でした。
なので、数や権力といった「力」とどのように形作るかという「仕組み」で、高く積み上がったものが評価をされ、繁栄しました。
ビジネスで言えば「どれだけのユーザー数を集められるか、どれだけ自動化できるか、どれだけ従えられるか」という時代です。
「いくら稼ぎました」という事が注目をあびたのもそれが「力」であったからです。
良い悪いではなく「自分の在り方よりも、時代に合ったやり方」を重視した方が上手く時代に適用できました。
ただ、2015年あたりからこの「力と仕組み」によるビジネスは上手くいかなくなるようになってきました。
それは時代が「役目と循環」の流れに変わっていったからです。
そして今は大きくその時代になってきたと思います。
過去の1年分が1週間で起きてしまう時代
2012年から様々なビジネスモデルを観てきましたが、段々とビジネスモデルの持続期間が短くなっていくのを感じていました。
昔であれば10年は出来たであろう仕事が3年くらいで終わりを迎えるようになっていたのが2015年頃。
オンラインが発達したこともあったのですが、それ以上に世界の距離が縮まったことやオンラインとオフラインの境目がなくなってきているのを感じたのが大きな理由でした。
その時まではオンラインとオフラインは明確に分断されていた感じがまだ残っていたので、オンラインの方はどんどん進んだもののオフラインはオンラインの速度ほどにはなっていませんでした。
ただ、そこから5年経った時に未曾有の出来事が起きて、オンラインとオフラインが融合したような世界になりました。
そうなった時に、時代の流れが一気に進み始め10年は出来たであろう仕事が1年くらいで終わりを迎えるような状況に。
さらに1年経てば、1ヶ月くらいで終わってしまうようなくらい加速をしていました。
こうなると「どんなビジネスモデルを組み立ててもすぐに終わる」ので、割りに合わなくなります。
なので「力と仕組み」に頼った形は続けられず、終わりを余儀なくされてしまいます。
これは時代の変化が大きいために「固定したやり方はすぐ時代に合わなくなる」が起きていると読み取れます。
「役目と循環」で世界中に住む華僑
僕がこの時代の変化を感じ始めたのは振り返ってみると2011年くらいだったと思います。
この時に「自分が本当に好きな青い財布」に変えて人生が変わり始めた時でしたし、「自分の本当に好きに向かって行動する」という方向へ進み、海外で起業したのも風の時代に備えてのことだったと今はわかります。
それは、海外に出て華僑の人から得た事がこの時代の生き方にそのまま活かせる事になっていたからです。
華僑系の人が世界中に5千万人以上います。
華僑系の人がいない国はないくらい、あらゆる国で生きています。
これは本当にすごい事で「不要だったらすぐに国外退去させられる」という環境の中、どんな文化を持つ国であっても「住むことを許された存在」になっている。
なぜ、それが可能かと言えば、彼らが「循環」を生み出す文化を持っているからです。
そしてその文化を持ち、とてつもなく長い年月の変化の中でも生き残り続けています。
どんなに時代が変化しても生き残っているという事実は、変化の大きい「役目と循環の時代」にピッタリあっているのです。
循環を生む華僑のやり方
華僑のやり方は言葉にすると凄くシンプルです。
「複数人で組んで実行し共有する」
ただ、これだけですがそこには「目的を達成するためにそれぞれの役を果たす」「自分に出来ない事は人に任せる」という前提があります。
5人でやれば失敗しても5分の1のダメージで済みます。
ただ、経験はそれぞれに蓄積されるため、経験は一人でやる5倍になります。
仮に失敗したとしても、ダメージが5分の1なので、経験を共有した5人でまた別のコトが出来ます。
そうして、5人で失敗したコトがベースでチャレンジをするので、失敗する確率が減ります。
そして、何よりも一人でやるよりも5倍以上の速度がでるのでスピードが早いです。
なぜ、そのようなことが起きるかというと「それぞれの好きや得意」があり、それぞれが好きな所だけを担当するから。
そうして完成すれば信頼関係につながり、そのメンバーの絆は深まるため、次の事業も早く展開できるようになっていきます。
役目と循環のあり方
役目を持った複数人でプロジェクトを立ち上げ、全員が恩恵を受けられるようにする。
それは実行する人も、その結果を受け取る人も。
これが循環を生む方法です。
それぞれが「好き」を軸に動くことで「自然にコトが進み」ます。
そして、そこで生まれた利益やノウハウを共有することで、お金や知識の循環が生まれます。
また生み出されたモノやコトは誰かを豊かにすることで、豊かになった人は継続して循環に入ってくれます。
そうやって段々と好循環を拡げていくことで「期日の無い循環」が生まれます。
「それぞれの好きを元にした役目で成り立ち、循環に関わる全ての人が豊かになること」が役目と循環のあり方です。
ずっと循環する最低条件
「これなら100年続く」というようなコトがあっても、期日がある以上、来年には「1年続く」まで短くなってしまう時代です。
つまり「ずっと続くかどうか」が「ずっと循環する最低条件」になってきます。
では、ずっと続くためにはどうすればよいのか?
といえば「好きを続ける」ことに尽きます。
「好き」は「本来の役目」であるから「ずっと続けられる」ので、そこに循環が生まれます。
最初は小さな循環かもしれませんが「好循環」は続ければどんどん良い方に循環していき、最後は大きな流れを生みます。
1年が1日になっていく変化が、実現までの時間を短くしている
1日1%良くなる好循環なら、1年後は37倍になります。
そして、1年が1日になるような時間の密度が上がっている今であれば、もっと好循環に入るまでの時間は短くなっています。
今まで青事として様々な人の「青」を見つけて来ましたが「自分の役目」を見つけた人は1ヶ月後には大きく状況が変化し「行政と仕事をする」ようになったり「やりたいことが仕事」になったりしています。
そのため「いかに早く役目(好き)を見つけるか」が、これからの時代に求められていることであります。
そのため「自分はどんな人か」を問い始めている人が増えてきているのだなと感じます。(本人が意識している、していないは別として)
自分にとっての「青」は何か
「主+月」で「青」という字になります。
「自分が心からやりたいことを、そのまま表現している状態」を指しますが、それは自分の「好き」「楽しい」から来る感覚によって初めて見つけられます。
好きな事、楽しいことはずっと続けられますので、結果的に「どんなに変化しても続く循環」を生み出せます。
そして、それが役目であるので、その役目をもって関わっていくことで「好循環の流れ」の中に身を置くことができるようになっていきます。
「青」を見つける方法
自分がふと話している言葉の中にも「青」のヒントはありますが、それを自分で拾うのは大変ですので、基本的には誰かに拾って貰うのが見つける近道になります。
ただし「言葉を拾ってくれる人自身」が「自分の好き(青)」に生きていなければ、わからない部分なので「青」を見つける相手は選ばないと、迷路に迷い込みますので、ご注意ください。
自分の青を見つけ、その役目を持って人と循環をつくる
自分の青を見つけられれば「必要とされる場所」が自然とわかってきます。
そして、そこに関わると「好きな事をやっていれば良くなる世界」が出来上がっていきます。
循環ですので「早く始めれば、早く好循環になる」というのは間違いなく、全ての人に好循環の道が開かれているので早いほうがいいとは思っています。
1年が1日であるが故に早く青に動いた方がいい理由
これまで「好循環になるのが早い」とお伝えしましたが、当然逆もまた然りになっています。
なので「悪循環になっても早い」訳で、落ちきってからの挽回になると大変な状況にはなります。
「青」は自分が持っているものの、自分で見つけられると思っている人ほど危ない
僕は「青が好き」という認識をするのに27年かかりました。
それは「青」が当たり前過ぎて「息しますよね」と同じレベルだったからです。
また、自分の生きる目的を探し始めて見つかるまでも20年かかりました。
青が自分自身を見せる色であるので、生まれた時から青に向きあい続けてきた僕は、自分に対して問い続けるということは相当やっていましたが、それでも時間がこれだけかかっています。
僕の肌感覚で言えば、自分だけで向きあうと7年はかかると思います。
これはどれだけ時代が変わっても、時が過ぎるのが早くなっても期間は変わらないものです。(時代は関係なく自分自身だけのことだから)
なので「自分で見つけられる」と考えている人が「7年かける」つもりなのであれば問題無いのですが、たいていの場合「早く見つけたい」と思っていると思います。
早く見つけたいのであれば、人と関わって探すのも大事ですし、大きく変わりたいのであれば自分に投資をすることも考えてください。
基本的に今の時代、自己投資の利回りは100%を越えますので。
自分の役目を見つけ、それを循環のなかで活かす
大きく変化が起きて、それが早くなっていく時代では「自分がどういう人なのか」がハッキリしていないと、時代に流れていったときに自分がどこにいるのかを見失ってしまいます。
現在地がわからなければ、移動した後にどこにいたかわからなくなるという考え方もありますし、どんな場所に行っても「変わらない自分」がいることで、どんな時代になっても自分を見失わないで済みます。
自分を見失わないということは、どこに行っても自分でいられるということ。
そうすれば目の前に「自分の役目」がきた時に自然とその循環で最大限に生きることが出来ます。
これからの時代、全ての人に求められる「役目と循環」
そこで自分の幸せのために「青」に生きる事を大切にしていただけたらと思います。